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交通事故診療

交通事故症状解説第2弾 「むちうち」について

交通事故でむちうちで悩む男性

こんにちは。院長の小栗です。

本日は交通事故症状解説の第2弾ということで、交通事故の疾患で一番多い「むちうち」について教科書だけでは分らない、実際の臨床経験から簡単に解説したいと思います。

目次

むちうちとは?

むちうちとは、正式には「外傷性頚部症候群」といい、交通外傷などにおいて頸部に急激な加速や減速による負荷がかかり、その負荷が原因となって運動器軟部組織に外傷が引き起こされることで生じる臨床症状の総称(ウィキペディアより)
簡単に言うと、交通事故の衝撃等により生じた首周辺の痛みや違和感を生じた疾患です。
では、むちうちについて詳しく見ていきましょう。

どんな症状が出るの?

むちうちの症状を表した図

むちうちの主症状はもちろん頸部痛(首の痛み)です。
安静時の痛み、動かした際の痛み、肩や腕まで続く痛みなど痛みだけでも様々です。
また、痛みだけでなく「しびれ」も同時に生ずることもあります。
さらに首を動かしてしびれが強くなる場合はレントゲンで異常がなくても、もう一度病院で精密検査が必要となる場合もあります。
また、首や肩腕の痛みだけでなく、頭痛や吐き気、めまいなどの症状もむちうちにより生じることもあります。
これらの症状が1週間以上続いたり、どんどん悪化するようであれば病院での精密検査となります。

むちうちと鑑別しなければいけない症状や疾患

交通事故における頸部の疾患を示した図

交通事故後むちうち症状後、悪化して腕や手に力が入らなかったり、感覚がないなどの場合は脊髄を損傷していたり、重度のヘルニアを発症している可能性があり、手術が必要になる場合もありますので直ぐにご相談ください。
また、強度の頭痛や吐き気、全身倦怠感や脱力感などを生じている場合は脊柱管内に脊髄液が漏れてしまっている疾患である「脳脊髄液減少症」という重病の場合もあり、専門病院での治療が必要となる場合もありますのでご注意下さい。

どんな治療をするの?

頸部のマッサージ治療をしている画

むちうちの場合、初期の痛みが強い場合は強い刺激を与えるような治療はせず、軽く電気を当て、冷やしたり軽く温めたり、ゆっくり伸ばす程度の治療となります。
症状が安定し次第、筋肉をほぐし、血流をよくする電気治療やマッサージ、鍼灸などの治療を開始します。
当院ではショックマスターやES5000などの最新治療器もありますので症状によって使い分け、早期の症状改善に努めます。

だいたいどのくらいで良くなるの?

交通事故疾患の症状の経過を表した図

もちろん受傷時の衝撃の強さ、症状の大きさや程度にもよりますが、3ヵ月から6ヶ月程度の治療期間になることが多いです。
「えっ?そんなに痛みが続くの」と心配される方も多いと思いますが、安心してください!
初期の強い痛みが続くわけではなく、楽になったり、ぶり返したりを繰り返しながらどんどん良くなっていきます。
最後は、だんだん治療期間を空けていき症状の経過を観察しながら終了となります。
残念ながら完全に症状が取れず、後遺症が残る場合もあります。
そうならないようにしっかりと治療をすることが大切です。

まとめ

交通事故とスポーツでの外傷

「むちうち」とは交通事故によって引き起こされる頸部周辺の症状が出ている疾患。

症状は
・頸部、肩、腕などの痛みやしびれ
・首や肩の張りやこり感
・頭痛、吐き気、めまい、全身倦怠感など

治療
・初期は低刺激の冷温熱治療やストレッチ等
・安定後マッサージや鍼灸、特殊治療を行う

症状は3ヵ月~6ヵ月かけてだんだん改善していく。

交通事故による「むちうち」は後遺症が残りやすい疾患です。
後遺症を残さないためには特に初期治療が大切となります。
しっかりと治療をし、痛みを残さないようにしましょう。

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