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スポーツ障害シリーズ 第二弾『足の捻挫』について

巨人の亀井選手が足関節を捻挫した時の画像

こんにちは。院長の小栗です。

今回はスポーツのケガで小児、成人共に一番多い疾患である『足の捻挫』について、臨床、スポーツ現場経験を含め簡単に解説したいと思います。

目次

足関節捻挫とは?

足関節捻挫は足の骨と骨を繋ぐ関節を支える靭帯が損傷する怪我のことを言います。
足関節捻挫と言っても一種類ではありません。
それぞれの損傷する靭帯によって名称が変わります。
分類
 外側(内反):外側靭帯損傷、二分靭帯損傷、前脛腓靭帯損傷
 内側(外反):三角靭帯損傷

主なものでもこれだけあります。
捻挫には骨折を伴うものもあります(剥離骨折等)。
では詳しい内容解説したいと思います。

 

足関節内反捻挫

この損傷は足の捻挫において最も多く発症する外傷です。
上図のように足の外側の靭帯を損傷してしまうものです。
外側靭帯には
 前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯
の3つがあります。
また、少し前方の二分靭帯という部分を損傷することもあります。

この靭帯の損傷の程度によってⅠ度からⅢ度に分類されます。
Ⅰ度は伸びてしまった状態、Ⅱ度は部分断裂、Ⅲ度は完全断裂になります。

Ⅰ度であればテーピングやサポーターなどので1~2週間軽い固定をしてスポーツ復帰します。
Ⅱ度以上はギプス固定で2~3週間しっかりと固定します。
その後しっかりとしたリハビリを行った後復帰となります。
復帰には4~6週間ほどかかります。

足関節外反捻挫

足の内反、外反を表した図

外反捻挫は内反捻挫に比べると非常にまれで損傷程度も比較的軽度なことが多い疾患です。
多くは問題なく治癒するのですが、一部痛みが長引き、復帰までに時間がかかってしまう場合があります。
それは足を着いた際痛みが出る場合です。
この場合は、足底板を利用し負荷を軽減するなどの対策を講じます。

捻挫後に生じる合併症や後遺症について

腓骨遠位端骨折のレントゲン画像

足関節捻挫では同時に骨折を伴ったり、後遺症を生じることがあります。
骨折の代表的なものは上図のような腓骨遠位端骨折です。
これは骨の未発達な小児や骨密度の低下しだした高齢女性に多い疾患です。
靭帯強度より骨の強度が弱い場合靭帯が切れず、負荷のかかった骨自体が剥がれてしまうために生じます。
この場合はしっかりとギプスを巻いて固定し骨をくっつけにいくのですが、骨片が不安定でくっつかない場合も多いです。
しかし、周囲は安定しますので、ほとんど問題はありません。

また、捻挫と同じ受傷機転で、第五中足骨基底部骨折を発症する場合があります。
この骨折も腓骨による牽引力のため安定性が悪く、手術になる可能性が高い骨折の一つですので、見逃さないことが重要です。

後遺症としては外側に痛みが残る足根洞症候群や、内側が痛くなる有痛性外径骨障害があります。
また、関節内の骨片や過剰骨が挟まって痛みを生じるインピンジメント症候群なども発症することもあります。
これらも痛みが長引く疾患でありますので早めの対処が必要となります。
当院ではこれらの後遺症に対してショックマスターや特殊電療での治療が可能です。
捻挫後の足の痛みでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

リハビリについて

足関節捻挫後のリハビリテーションの段階を表した図

足関節捻挫後に重要なのはリハビリテーションになります。
残念ながら靭帯損傷後の組織は以前と全く同じには戻りません。
また、足の感覚も安定感も低下してしまいます。
その為、以前と同じ動きをするためにはリハビリが重要となります。
特にアスリートにはかなりきつい訓練が必要です。

では段階的にリハビリテーションを解説します。

受傷後~2,3週目(固定期間中)
この期間は固定除去後すぐにリハビリに移れるよう、浮腫の予防と感覚の維持に努めます。
具体的には、固定中でも動く指の部分を動かすトレーニングをします。
また、痛くない程度で足に体重をかけたり、歩行したりします。
その際、足の裏で地面を感じるように心がけます。

固定除去~1ヵ月
この期間は足の可動域、筋力を戻す期間となります。
具体的にはストレッチや可動域訓練で足首の固さを戻します。
同時にタオルギャザーやゴムチューブトレーニングなどで筋力訓練をします。
スポーツ復帰は軽く直線ダッシュが出来るまで戻すことを目指します。

受傷後2ヵ月目~
この期間は身体と足の協調、スポーツ完全復帰を目指します。
バランスボールや不安定板を使ったり、目指すスポーツの動きを入れるなど完全復帰を目指したアスレチックリハビリテーションを行います。

このように捻挫でもスポーツ復帰には最低でも2∼3ヵ月以上がかかります。
捻挫でも軽く考えずしっかりと計画的に治療することが重要となります。

まとめ

他院では改善しなかった捻挫が当院の施術で改善するのか?

足関節捻挫ではまず正確な診断で程度を判断し、的確な初期治療を行うことが第一です。

当院ではエコー観察装置により骨折の有無や損傷の程度を判断することが出来ます。
また、治療も超音波治療器やES5000など最新機器も取り揃え治療にあたることが出来ます。

固定においてもギプスからテーピング、サポーターまで患部の状態や患者様の生活背景を考慮しながら、患者様と一緒により適切なものを選択していきます。

また、当院で判断できない場合や手術が必要だと判断した場合は信頼できる整形外科をご紹介いたします。

軽い捻挫でもご自身で判断せず、お気軽にご相談ください。

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