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よくある疾患シリーズ 第四弾 『腰部脊柱管狭窄症』について

腰部脊柱管狭窄症・ヘルニア

こんにちは。院長の小栗です。

今回の第四弾は高齢者によく診られる腰痛に伴い下肢のしびれを発症する代表疾患の『腰部脊柱管狭窄症』について分かりやすく解説したいと思います。

 

https://www.joa.or.jp/public/publication/pdf/joa_008.pdf/整形外科シリーズパンフレット

目次

腰部脊柱管狭窄症とは?

脊柱管狭窄症の腰椎の状態

脊柱管狭窄症とは、脊柱管(背骨の中の空洞)が狭くなり、神経が圧迫され、足腰の痛みやしびれとなって現れる病気で、50代から増えはじめ、高齢になるほど多くなります。
脊柱管の内部は、加齢とともに狭くなるので、年をとるほど症状が現れやすくなります。
最近は70歳以上の2人に1人が脊柱管狭窄症になる可能性があり、50歳以上の腰痛の最大原因と考えられています。
厳密には特定の病気を指す病名ではなく、脊柱管を通る神経が圧迫されて起こる病態の総称です。
脊柱管が狭くなる原因は
1.椎間板の変性
2.椎体の変形
3.椎間関節の変性
4.靭帯の肥厚
5.椎体がずれた腰椎すべり症
6.腰椎が曲がった変性側弯
などが考えられます。

症状

腰部脊柱管狭窄症の症状

腰部脊柱管狭窄症の主な症状は下肢のしびれや腰痛ですが、その中でも特徴的なのは間欠跛行です。
間欠跛行とは、歩行により症状が悪化し、休むと症状が改善する症状です。
間欠跛行は脊柱管狭窄症以外でも現れますが、脊柱管狭窄症の間欠跛行は休息時に腰を曲げることで改善するということです。
例えば、休む時に立ったままでは改善せず、座ることで改善するというものです。
下肢閉塞性動脈硬化症でも間欠跛行が現れますが、この場合は立ったままで休息をとっても症状が改善します。
間欠跛行については下記リンクも参考にしてください。

治療

腰部脊柱管狭窄症の治療

脊柱管狭窄症の治療には手術をしない保存療法と手術療法があります。
ここでは保存療法と中心に解説したいと思います。
保存療法には薬物療法、物理療法、運動療法などがあります。

薬物療法としては狭窄部で圧迫されている神経の血流を改善する目的でプロスタグランディンE1製剤、および末梢神経の状態を改善する目的でビタミンB12製剤を投与します。

物理療法としては電流療法、温熱療法、などで筋の柔軟性、筋血流の改善を目指します。

そして保存療法の中で最も大切なのが運動療法です。内容は体幹、下肢後面の筋肉をストレッチするように促すのがポイントです。
具体的な方法は下記のリンクをご覧ください。

手術療法には大きく分けて除圧術、固定術の2種類の方法があります。
除圧術とは背中側の骨である椎弓の一部と肥厚した黄色靭帯などを切除して脊柱管を広げる方法をさします。
固定術は除圧術を行った後ズレた骨を戻し、その骨どうしを固定してしまう方法です。すべり症や側弯症など背骨のズレが大きい方は固定法を行います。

当院の考え方、治療

腰部脊柱管狭窄症・ヘルニア

当院では排尿障害を伴わない腰部脊柱管狭窄症は手術しないで改善できる自信があります。
ただ、1回や2回では難しく、自宅でもトレーニングをする必要があります。
来院時にはオリジナルの腰下肢のマッサージやストレッチで神経領域の血流改善を行います。
また、痛みが強い場合は鍼灸治療や特殊電流治療を追加し症状の改善に努めます。
加えて患者様の状態にあった運動を指導し、自宅でも行っていただきます。
「自宅ではちょっとやらないな」という方は当院の運動スペースやストレッチマシンを使って行っていただけます。
ストレッチを行うだけであれば無料で行っていただけます。
腰部脊柱管狭窄症の改善にはストレッチを含めた専用の運動を行うことが一番の治療法となります。

まとめ

脊柱管狭窄症の症状増悪姿勢

腰部脊柱管狭窄症は高齢者に誰でも起こりうる疾患です。
しかし、その症状は千差万別であり、進行具合も異なります。
重要なのは初期段階で病状に気づき、治療(特に運動療法)を始めることです。
歳のせいと自己判断することなく、我々専門家に一度ご相談ください。

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