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スポーツ障害シリーズ第四弾『肉ばなれ』について

肉ばなれのイメージ画

こんにちは。院長の小栗です。

今回はよく聞くけど間違った解釈や勘違いの多い『肉ばなれ』について分かりやすく解説します。

まず、整骨院(接骨院)では肉ばなれは『挫傷』という病名で保険請求対象の疾患です。

では、さっそくみていきます。

目次

肉離れとは

肉離れは俗称で、正式には「筋挫傷(きんざしょう)」といいます。
スポーツ等を行うなかで、急に無理な動作をした場合に発生する筋膜や筋繊維の損傷・断裂を表します。
肉離れは上図のように筋繊維の断裂のほとんどないⅠ度から完全断裂のⅢ度に分けられます。

つった(こむら返り)のとは違うの?

こむら返りの状態

皆さんも夜中や朝方、運動時に急に足などを動かした際に筋肉が縮こまって(収縮強制)動かせなくなったことがありますよね。これを「つった」や「こむら返り」といいます。
では、筋肉的には肉離れとはどう違うのでしょうか?
こむら返りの状態は、筋肉に損傷はなく、筋肉内のイオンバランスの崩れなどにより筋肉が強制収縮された状態のことを言います。実際に損傷はないため、伸ばして通常の状態に戻してあげれば痛みが継続することはありません。

一方、肉離れは筋肉自体の損傷があるわけですから痛みが持続します。
動かすことや歩くことはもちろん、触るだけでも痛みを伴うこともあります。

原因、症状

肉離れ発症のメカニズム

肉離れは、筋肉の強い収縮とともに、逆に強く引き伸ばされるような方向の力が加わったときに起こりやすいと考えられています。
具体的には、急なダッシュやストップ、ジャンプからの着地などのタイミングで多発します。
筋肉疲労の蓄積、加齢、ウォーミングアップの不足などは、肉離れを引き起こす要因となります。
日頃からストレッチをするなどして予防を心がけることが大切です。

肉離れが起こりやすい部位は競技によって異なりますが、ハムストリングス(太もも裏にある筋肉の総称)や大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)、内転筋(内ももの筋肉)、腓腹筋(ふくらはぎにある筋肉)など、下半身の筋肉に起こることが多いでしょう。

発症すると患部に激痛が走り、それ以上運動を続けられなくなります。
ときには筋肉が断裂した瞬間に「プチッ」という音が聞こえることもあるでしょう。
また、痛みのある部位をよく観察すると、くぼみや変色が生じている場合もあります。

治療について

肉離れからの復帰までのロードマップ

肉離れを起こしてしまった直後は『RICE』処置をします。
R:Rest(安静)、I:Ice(冷却)、C:Compression(圧迫)、E:Elevation(挙上)
なるべく動かさないようにし、15分氷等で冷やし、包帯等で圧迫しながら、心臓より高い位置に置きます。

その後は整形外科や整骨院で治療をします。
画像検査や投薬を希望する場合は整形外科、患部に対する手厚い治療を希望する際は整骨院に通うことをお勧めします。両方通いたい場合はその旨を先生に伝え許可をとってください。(治療内容や保険請求の重複をさけるため)

最新の整形外科治療では多血漿血小板を注射し回復を早めるというPRP療法という方法も行われていますが、保険適応外のため3万円/回×2,3回くらいの治療費がかかります。

当院では超音波検査で患部の状態を確認し、初期は超音波や最新の立体動態波を使った微弱電流で患部の治癒を促進する治療を行います。
その後、経過観察しながらマッサージやストレッチを加え、筋肉を正常に近い状態に導きます。
最終的に復帰までのトレーニングメニューを指導し完全復帰をサポートします。

まとめ

肉離れにおすすめな整骨院

肉離れは誰もが聞いたことのある有名な疾患です。
しかし、その実態はまだ解明されていないこともあり、治療法も完全には統一されていません。
よって、正しい知識と見解を持った治療院を見つけることが重要となります。

また、肉離れを起こした筋肉は瘢痕化し、正常な組織には戻りません。
その瘢痕化した固い部分は再断裂を起こしやすくなります。
これが肉離れが再発しやすい原因といわれる理由です。
再発予防のためには初期治療とリハビリ、復帰時期が重要となります。

急がば周れです。焦る気持ちを抑えしっかりと治療をしましょう。

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