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スポーツ障害シリーズ 第五弾『シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)』について

シンスプリント

こんにちは。院長の小栗です。

本日は、中高生に多い脚のスポーツ障害である『シンスプリント』について当院の治療を中心に解説したいと思います。

 

目次

シンスプリントとは?

シンスプリント症状

ランニング中に足のすねが痛くなったことはありませんか? 
あまり聞き慣れない言葉ですが、これはランニングやジョギング中に発生するシンスプリントと呼ばれるスポーツ障害の症状かもしれません。走ったり、ジャンプしたりしたときに、すねの内側に痛みが出ます。
シンスプリントは、すね【脛骨(けいこつ)】の周りにある骨膜が炎症を起こすスポーツ障害です。脛骨過労性骨膜炎とも呼ばれます。
運動時や運動後にすね内側の中央から下方1/3にかけて、ズキズキとした痛みが生じます。

原因、要因

主な発生要因としては、次のようなものが挙げられます。

・内的要因
オーバートレーニング
負担のかかりやすいランニングフォーム
衝撃を受けやすい足の形(扁平足、回内足)
下肢の筋力不足
筋肉の柔軟性低下

・外的要因
硬いグランドや路面でのトレーニング
かかとがすり減っているシューズやクッションが薄いシューズの使用

疲労骨折との鑑別が重要

シンスプリントと脛骨疲労骨折の見分け方

シンスプリントとの鑑別が重要になってくるのが脛骨の疲労骨折です。
シンスプリントではテーピングなどの処置をすれば運動はまだ可能ですが、疲労骨折になってしまうと運動は完全中止です。
シンスプリントが疲労骨折に移行するかについては是非があるところですが、疲労骨折だけは避けなければなりません。

初期症状は非常に似ているため、画像検査以外での鑑別は困難なこともあります。
可能であればMRIでの鑑別をお勧めします。

当院ではエコー観察装置により骨の変化を診ます。疲労骨折の場合、レントゲンに映らない状態でもエコーで観察できる場合もあります。
エコーで異常が診られた場合は整形外科を紹介し、MRI検査で確定診断をしていただきます。

治療

シンスプリントと疲労骨折の違い

シンスプリントは運動量を抑えながらではありますが、継続しながら治療することが可能です。
当院では患部の治療として、関連する筋肉のマッサージ、炎症を抑えるアイシングや電気治療、痛みを抑える鍼治療などを行います。
痛みが3ヵ月以上続いている難治性のものや、一日も早く完治させたい場合は『ショックマスター(衝撃波療法)』を行います。

また、再発予防的措置として、足部のアライメント調整のテーピングや足底板、筋の柔軟性向上のためのストレッチ、筋トレを指導します。

シンスプリントは患者様各々で主な原因の種類が異なります。
それぞれに合った対応をすることで早期復帰、完治を目指します。
他院での治療で効果がみられなかった方もお気軽にご相談ください。

疲労骨折の治療は基本的に1∼2ヶ月の安静ですが、超音波治療(リーパス)や、微弱電流(マイクロカレント)で治療期間が短縮されることが報告されていますので、それを処方させていただきます。

まとめ

シンスプリントの説明

シンスプリントは骨膜の炎症(骨に問題はない)ですが、対処をせず放置すれば疲労骨折に移行する症例もあります。
疲労骨折になってしまうとスポーツは長期間全くできません。

シンスプリントは患部の治療、原因に対する対処ともにできる疾患です。走行中、後に下腿に痛みが出る場合はなるべく早めに対処しましょう。

また、シンスプリントだけでなく、同じ痛みが同じ箇所に続いている場合は早めにご相談ください。

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