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よくある疾患シリーズ第六弾 高齢者の寝たきりの原因第一位『骨粗鬆症』について

骨粗鬆症

こんにちは。40歳を過ぎ、人生の折り返しに入った院長の小栗です。

今回は高齢者(特に女性)の多くが悩んでいる疾患の『骨粗鬆症』について分かりやすく解説したいと思います。

 

目次

骨粗鬆症とは

骨粗鬆症とは、様々な原因により骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。
日本には約1000万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。
骨粗鬆症は圧倒的に女性、特に閉経後の女性に多くみられ、女性ホルモンの減少や老化と関わりが深いと考えられています。

原因

骨粗鬆症の原因

一番の原因は加齢です。
加齢によって骨密度が低下するのは、女性ホルモンの分泌量減少に加えて腸管でのカルシウムの吸収が悪くなったり、カルシウムの吸収を助けるビタミンDをつくる働きが弱くなるなどの理由があります。
特に女性は閉経後エストロゲン(女性ホルモン)の分泌が著しく低下します。
エストロゲンは、骨の新陳代謝に際して骨吸収をゆるやかにして骨からカルシウムが溶けだすのを抑制する働きがあります。
そのため、閉経期を迎えて女性ホルモンの分泌が低下しますと、急激に骨密度が減り、同年代の男性に比べて早く骨密度が低くなります。
また、若い頃よりも食事量や運動量が減るといった生活習慣の変化も関係します。

ダイエットによる栄養不足は、骨粗しょう症の原因になります。
とくに成長期は丈夫な骨をつくり、骨にカルシウムを貯蓄する大事な時期ですので、極端なダイエットをしますと、将来の骨密度に悪影響を及ぼします。

特定の病気や、服用している薬が原因となって発症する骨粗しょう症もあります。 原因となる代表的な病気としては、副甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患、関節リウマチのほか、糖尿病をはじめとする生活習慣病で頻度が高いとされています。

加齢や閉経などの生理現象を止めることは不可能ですが、生活習慣の原因によるものは予防することが可能です。
骨粗しょう症予防のために、今からできることをはじめましょう。

症状

骨粗鬆症の症状

骨粗鬆症の症状は基本的に痛みや発熱などの身体に表れる症状はありません。
ですが、骨がもろくなっていることでちょっとしたことで骨折をしてしまう可能性があります。
特に大腿骨の骨折は多くが手術になります。
高齢者で手術をして1,2週間でも寝たきりになれば回復に時間がかかったり、そのまま要介護状態になる可能性もあります。
また、活動の低下は寿命を縮めることにつながります。

上図のように背が低くなってきたような場合は病院(整形外科)で検査をすることをお勧めします。

治療

骨粗鬆症の治療

骨粗しょう症治療の目的は、骨密度の低下を抑え、骨折を防ぐことにあります。
治療の中心は薬物治療になりますが、骨粗しょう症の発病には、食事や運動などの長年の習慣も深く関わっています。そのため、薬物治療とともに食事療法や運動療法も並行して行い、骨強度を高めていくことが重要です。

骨粗しょう症の薬は大きく3つに分類されます。

(1) 骨吸収を抑制する薬
骨成分が血中に流れ出ることを抑える薬です。
女性ホルモン製剤(エストロゲン)、ビスフォスフォネート製剤、SERM(塩酸ラロキシフェン、バゼドキシフェン酢酸塩)、カルシトニン製剤、デノスマブなど

(2) 骨の形成を促進する薬
活性型ビタミンD3製剤、ビタミンK2製剤、テリパラチド(副甲状腺ホルモン)など

(3) その他
カルシウム製剤

まとめ

骨粗鬆症の予防

骨粗鬆症はそのもの自体の症状が乏しいため気づくのが遅れがちです。
骨折して初めて分かったという人も少なくありません。
また、一度骨粗鬆症になってしまうと骨密度を増やすのは難しい疾患です。
骨粗鬆症にならないためには若い時からの予防(生活習慣の改善)が大切です。
特に閉経を迎えた方で調べたことのない方は一度検査してみることをお勧めします。

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